温泉泥・火山泥スキンケアという選択|くちゃ・ガスールとの違い

黒い多孔質の火山石と、白いお皿にのった淡いグレーの火山灰パウダーを並べた静物写真 泥の基礎(とは・仕組み・選び方)
温泉泥・火山泥スキンケアという選択のイメージ

基準を公開して比較|広告・PRは明記します(泥ラボ編集部)

くちゃやガスールと並んで、韓国コスメや温泉地のお土産コスメでよく見かけるのが「火山泥・温泉泥」です。

済州島の火山泥マスク、鹿児島のシラス(火砕流堆積物)洗顔など、産地を前面に出した商品も多く、なんとなく良さそうだけど他の泥と何が違うのかわかりにくい、という人も多いはず。

この記事でわかること

  • 火山泥・温泉泥とはそもそも何か
  • くちゃ・ガスールなど他の泥との違い
  • 火山泥スキンケアを選ぶときに見るポイント

30秒でわかる結論

  • 火山泥・温泉泥は、火山活動に由来する鉱物や火山灰を含んだ土・泥を指して使われる呼び方。くちゃ(海の堆積物)やガスール(湖の堆積物に由来する粘土)とは、できた場所・成り立ちが違います。泥・クレイ系の原料には、化粧品で吸着剤などの目的で配合されるものがあります。
  • 洗顔料・クレイパック・温感タイプなど製品バリエーションが幅広いのが特徴。産地やブランドより先に、自分の使い方(洗顔かパックか)に合っているかを確認すると選びやすくなります。
  • 使い方の基本はほかの泥パックと同じ。乾かしすぎない・こすらない・使ったら保湿の3つを守れば大きく失敗しません。

火山泥・温泉泥とは何か

火山泥・温泉泥は、火山活動によってできた鉱物や火山灰を含む土・泥のことをまとめて指す呼び方です。

厳密な鉱物の種類を意味する言葉ではなく、「火山に由来する泥・灰」というくくりで商品名に使われることが多い言葉です。

代表的な産地としては、韓国・済州島の火山泥、鹿児島県のシラス(火砕流堆積物)を使った洗顔料などがあります。

国内外の温泉地でも、湧出する泥や周辺の土を使ったコスメが土産物として販売されていることがあるのです。

くちゃ・ガスールなど他の泥との違い

泥・クレイ系のスキンケアは、どこでできたか(成り立ち)によって呼び方が分かれます。

沖縄の「くちゃ」は海の底に積もった堆積物、モロッコの「ガスール」は湖の堆積物に由来する粘土(マグネシウムを多く含むスメクタイト)、「火山泥」は火山活動由来という違いです。

とはいえ、火山灰やガスール(表示名称:モロッコ溶岩クレイ)は、化粧品では吸着剤などの目的で配合される原料です。産地が違っても、まず「吸着剤として使われる泥・クレイがある」という点から整理すると比べやすくなります。

くちゃ・ガスール・ベントナイト・死海泥など主要な泥を横並びで比較したい場合はガスール/カオリン/ベントナイト/くちゃ/死海泥 徹底比較にまとめています。

国産・輸入という切り口で選びたい方は国産クレイと輸入クレイの選び方もあわせてどうぞ。

火山泥スキンケアの製品バリエーション

火山泥を使った製品には、次のようにいろいろな形があります。

  • 洗顔料タイプ:泡立てて使う洗顔石けん・洗顔フォームに配合されているタイプ。毎日の洗顔に取り入れやすい。
  • クレイパックタイプ:塗って数分置いてから洗い流す、集中ケア向けのタイプ。
  • 温感タイプ:肌にのせるとじんわり温かく感じる処方のクレイマスク。マッサージと組み合わせて使う製品もあります。
  • 泡になって落とすタイプ:パックとして置いたあと、水を含ませると泡立って洗顔料としても使える2WAYタイプ。

同じ「火山泥」でも中身の使い方はかなり違います。パッケージだけでなく「洗顔として使うのか、パックとして使うのか」を確認してから選ぶのがおすすめです。

選ぶときに見る3つのポイント

  1. 自分の使い方に合っているか
    毎日の洗顔として使いたいのか、週数回の集中パックとして使いたいのかで、選ぶべきタイプが変わります。「火山泥配合」というだけで選ぶと、使い方が想定と違って続かないことがあります。
  2. 吸着力の強さと自分の肌質
    製品によって吸着力の強さはさまざまです。皮脂が多めの肌には吸着力のあるタイプが向きますが、乾燥・敏感に傾く肌は、保湿成分が配合されたマイルドなタイプや、部分使いから試すのが安心です。
  3. 置き時間・洗い流し方の表示
    製品ごとに推奨の置き時間や洗い流し方が異なります。パッケージの表示を確認し、乾ききる前に洗い流すのが共通の基本です。

使い方の基本と注意点

洗顔をすませた清潔な肌に、目元・口元を避けて塗布し、製品の目安時間内で洗い流す——という基本の流れは、他の泥パックと変わりません。

頻度・置き時間・落とし方の詳しい考え方は泥パックの頻度・置き時間・落とし方を参考にしてください。

火山泥も乾燥しやすいタイプがあり、乾ききるとつっぱりを感じることがあります。

乾燥が気になる人はクレイパックがつっぱる原因と選び方、敏感肌の人は敏感肌でも泥は使える?選び方・使い方もあわせて確認しておくと安心です。

精油やハーブなどが配合された製品を初めて使うときは、腕の内側などで肌に合うかどうかを確認しておくとより安心です。

よくある質問

火山泥はくちゃやガスールより効果が強いですか?

「強い・弱い」を一概には言えません。吸着力の強さは産地名だけでは決まらず、原料の種類や製品ごとの配合によっても変わります。

産地名だけで効果の強弱を判断せず、製品の説明や使用感を確認することをおすすめします。

温感タイプは肌に負担が大きいですか?

温感タイプは処方によって温かさを感じさせる製品ですが、負担の大きさは温感かどうかだけでは判断できません。

ただし温かさの感じ方には個人差があるため、初めて使う製品は短時間から試し、ヒリつきや強い刺激を感じたらすぐに洗い流してください。

洗顔タイプとパックタイプ、どちらを選べばいい?

毎日のケアに取り入れたいなら洗顔タイプ、週数回の集中ケアをしたいならパックタイプが向いています。

両方の役割を1本でまかないたい場合は、パックとして置いたあと泡立てて洗い流せる2WAYタイプも選択肢の一つです。

温泉地のお土産の泥コスメも同じように使えますか?

基本的な考え方は同じですが、成分表示や使用方法は購入前に製品の表示で確認してください。初めて使う製品は腕の内側などで肌に合うかを確認し、目安の置き時間を守ることを特に意識してください。

まとめ

火山泥・温泉泥は、くちゃやガスールと同じ泥・クレイの仲間ですが、くちゃは海の堆積物、ガスールは湖の堆積物に由来する粘土、火山泥は火山活動由来と、成り立ちがそれぞれ違います。

洗顔料・パック・温感タイプなど製品バリエーションが幅広いので、産地名よりも自分の使い方・肌質に合っているかで選ぶと失敗しにくくなるのです。

くちゃ・死海泥・ガスールなど、世界各地の泥がどのように使われてきたかは世界の泥美容の歴史|死海泥・ガスール・火山泥・くちゃのルーツで紹介しています。

参考資料


この記事について|泥・クレイのスキンケアを専門に扱う情報メディア「泥ラボ」編集部が制作・運営しています。比較・おすすめは評価の基準を明示して公平に扱います(物差しの公開)。広告・アフィリエイトを掲載する場合はその旨を明記します。効果には個人差があり、肌に合わない場合は使用を中止してください。

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